最近では自動運転車両が続々と登場していますが、シンガポールではフランスの「Induct Technology」社が開発された無人走行車両「Navia」が路上でテストされることとなりました。無人シャトルバスが、公共交通に導入される第一歩となりそうです。
「Navia」は、ゴルフカートのような無人走行車両。8人乗りで、車内にはルートを示したタッチスクリーンディスプレイが置かれており、このスクリーンで目的となる停留所を選択できます。最高速度は時速20kmで、電気自動車であるため電池が減り、ルートの巡回が終わると充電ステーションに自動的に向かいます。
今回のテストでは、大学や病院などをつなぐ2kmのルートを走る計画となっています。
「Navia」では速度が遅いため一般道路を走るのは難しそうですが、このような無人走行車両が未来の公共交通のスタンダードになるかもしれませんね。