
大型哺乳類の解体経験がある人なら分かると思いますが、動物の皮を剥いで内蔵を取り除き、骨から部位ごとに肉を切り離すのは非常に大変な作業です。ところがこの男性は、たった2分でシカに解体処理を施して肉の塊に仕上げてしまいます。美しくさえ思えるシカの解体処理の様子をご覧ください。
動物の解体処理の大まかな流れは、「1.皮を剥ぐ」「2.内蔵を取り出す」「3.部位ごとに肉を外す」というもの。この男性は、これら一連の作業をたった2分間でこなしてしまいます。
ナイフで皮を剥ぐときには、肉や内蔵を傷つけないように皮下脂肪の層に刃を滑り込ませています。また腹を割くときにも内蔵を傷つけないようにしており、キレイに取り出しています。骨を切る際には、関節に刃物を入ることで小さな力でスムーズに頭などの部位を切り離しています。
シカの体の構造を完璧に理解しており、なおかつ刃物の扱いに慣れているからこそできる芸当です。
また、食用の動物でも体全体のうち肉として消費されるのは半分以下。食用として品種改良されていない野生動物では、多くても30%程度しか食べることができません。肉を食べる際には、肉というものがどれだけ貴重なものなのか一度よく考えてみてくださいね。




